歯科医院で自動精算機

令和元年、6月9日

福岡市内にて、自動精算機ってどうなのかと思い、活用されている天草の生田先生のセミナーに参加しました。

働き方改革により残業時間を増やさないようにすると診療時間が短くなり、生田先生の診療所では、

1日の診療を1時間短くすると8人の患者様を診療できなくなり、年間でかかなりの売り上げの減少があるなど、

生田先生の経営の現状をありのまま お話ししてくださいました。

厚生労働省としては、歯科医師過剰と判断されていて、歯科医師を増やさない方向性のままで進んでおり、

歯科医師の高齢化による歯科医院の減少については、人口減少もあり問題ないと判断されている様子でした。

私が歯科大学で学んだのはもう30年ほど前で、社会も医療も大きく変わっています。

今歯科の問題として起きている、高齢者の摂食機能回復についてなど、学んだことがありません。

大学で学ぶカリキュラムにこれから入ってくるようです。

これから歯科医医師への道に進むのもいいのではないかと思うところであります。

私は父が歯科医院をやっていて、昔の歯科医院の在り方で安心できない転換期来ていることを感じ

このまま楽には医院経営はやっていけないと、気合が入りました。

 

またその反面、生田先生の医院のある地域と当院のある大島町とは、人口が同じくらいで環境が似ています。

そんな中でこれだけのことができることを教えてもらい、すごい励みになりました。

生田先生ありがとうございました。

いいもり歯科は、自動精算機を入れる余裕はありません、できることから一歩ずつ進化していきたいと思います。

(院長)