元気になる総入れ歯
歯のかみ合わせのバランスは、体に影響し、体のバランスは入れ歯のはまり具合にも影響されます。
何度も入れ歯を作り変えたのに、合わない方がいらっしゃいます。そのような場合、体の状態(バランス)が 影響している事が多いです。
実は、体のバランスが崩れている方ほど、総入れ歯は合わせるのが難しいものなのです。
当院では、体のバランス(姿勢)をみて、バランスの悪い場合はできる限り改善の方向に戻して、治療を行ないます。
背中が曲がっている時と真っ直ぐしている時とでは、かみ合わせが随分違います。これを歯科の分野では、治療用の入れ歯でいくらかの改善が出来ます。
必要に応じて他科の治療もお勧めしながら、体のバランスを改善していき、総入れ歯を仕上げていきます。
当院で入れ歯を作られた患者さまの中には、日頃の生活や行動範囲が劇的に変わる方もいらっしゃいます。
介護状態にならないよう予防したいと思われている方、様々な後遺症による介護から自立した生活に戻りたいという方、そのような方々には特に当院の「元気になる総入れ歯」をお勧めしています。
咬合診断
初回は資料採りを行います。
診断に必要な、問診、顔貌計測、顎関節の動き、首左右の回り方、など、いくつかの項目を診査します。また、術前術後の比較や、詳細な診断のため、写真・ビデオで記録します。
健康調査問診票、顔貌計測(顔の各部間の長さ)、顎の動き、首の動きなどの診査、診断用、治療経過・治療後の結果を比較するための写真・ビデオ撮影
バランス治療用の義歯の作製
約1ヶ月かけて、バランス治療用の義歯を作製いたします。
バランス調整
バランス治療用の義歯が出来たら、約3か月間(個人差があります)、バランス調整を行います。、
再度の咬合診断
初回に行なった咬合診断を再度行い、治療後の判定を行います。
最終義歯作製
再度の咬合診断を行なった結果が良好な場合は、最終義歯の作製を行います。
もし、咬合診断結果が思わしくないときは、再度バランス調整を行います。