噛み合わせ治療

噛み合わせ治療

噛み合わせへのこだわり

 

当院では、「噛み合わせ」にこだわっております。

虫歯、歯周病になる原因は、プラーク(歯垢・汚れ)の付着によるものということは一般的によく知られていますが、
実は「噛み合わせ」が悪いことも原因の一つとなっていることをご存知ですか?

老化や生活習慣など何らかの影響で噛み合わせのバランスが崩れた場合、極端に一本の歯に力がかかってヒビが入ったり、
歯がグラグラしてきたりすることで、虫歯や歯周病になってしまうケースもあるのです。

また、虫歯・歯周病になりやすいということ以外にも、「噛み合わせ」は体全体に影響を及ぼしていることがあります。

私の義理の母(70代女性)の例を紹介したいと思います。

 

義理の母が噛み合わせ治療で改善した話

 

膝が痛い義母
   

   

数年前、母は急に歯が痛くなり近所の歯科医院に行きました。そこで、虫歯で傷んでいた歯は抜いてもらい、新しい義歯(入れ歯)を作製してもらいました。

その義歯は、よく噛めて、食べるのに不自由しないとのことでしたが、私が以前訪問した時と母の様子が明らかに変わっている点がありました。それはヒザが痛くて歩くのがとても辛そうだったのです。

その義歯は、よく噛めて、食べるのに不自由しないとのことでしたが、私が以前訪問した時と母の様子が明らかに変わっている点がありました。それはヒザが痛くて歩くのがとても辛そうだったのです。

 

そのことを聞いた瞬間、これは義歯の噛み合わせの不具合に間違いないと思い、後日、母の義歯の噛み合わせの調整を行いました。

それからわずか4、5日してからのことです。

電話で連絡があり、噛み合わせの調整前は、膝が痛くて外に出たくないと言っていたはずの母が、「今日は、天気が良かったら、水筒をもってサイクリングに行ってきたよ。」と明るい感じで言うのです。

まさに噛み合わせの微妙な差が体全体に影響を及ぼしているということを、身を持って再確認した瞬間でした。母の事例以外にも、当院で噛み合わせ治療を行なった後に、劇的に体の不調が改善された方を多数見てきました。

このようなことから、当院では、全身と調和した噛み合わせのバランス治療として「咬合診断」を行ない、診断結果をお伝えし、ご相談の上、噛み合わせ治療を行なっております。

従来の治療中心型
   

   

 

治療の流れ

資料どり
   

   

資料どり

初回は「咬合診断」のための資料採りを行います。

診断に必要な、問診、顔貌計測、顎関節の動き、首左右の回り方、など、いくつかの項目を診査します。また、術前術後の比較や、詳細な診断のため、写真・ビデオで記録します。

健康調査問診票、顔貌計測(顔の各部間の長さ)、顎の動き、首の動きなどの診査、診断用、治療経過・治療後の結果を比較するための写真・ビデオ撮影

   

 

現状説明、診断結果、治療提案
   

   

現状説明、診断結果、治療提案

咬合診断の結果を説明し、全身に調和した噛み合わせにするにはどの様な事が必要かを説明します。その後、同意の上治療を進めていきます。

   

 

噛み合わせの調整
   

   

噛み合わせの調整

仮歯などを入れて、噛み合わせの調整を行います。(個人で治療内容、期間は異なります。)

   

 

確認のため再検査
   

   

確認のため再検査

以前より全身とかみ合わせが調和してきて、悩みの改善、姿勢の改善がある程度認められた時点で、再度確認の診査を行ない、改善の評価を行ないます。

   

 

治療前後の比較・判定
   

   

治療前後の比較・判定

初回と同じく資料採りを行ない、治療前後の比較変化を判定します。

治療状況が良好な場合は、最終治療へ進み、治療状況が不十分な場合は、再度検討を行います。